戯言ブログ 新規事業が失敗する理由は準備不足。 「事を慮る(おもんぱかる)は周詳ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志録第二十六条に書かれた言葉。 現代語訳にすると以下の通り。 「物事を考える場合は周到で詳細な準備が必要である。そして... 2015.06.01 戯言ブログ
戯言ブログ 新規事業は己を頼るべし。 「士は独立自信を貴ぶ。熱により炎につくの念起こすべからず。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志録第一二一条に書かれている言葉である。 現代語に訳すと以下の通り。 「立派な人は他人に頼らず自信を持って行動することを尊重する。権力者や金持ち... 2015.05.01 戯言ブログ
戯言ブログ 尺蠖(せきかく)の屈するは、以って信(の)びんことを求むるなり。 尺蠖(せきかく)の屈するは、以って信(の)びんことを求むるなり。 これは「易経」に書かれている言葉である。 意訳すると「尺取虫が体を屈折するのは、伸びるためである」ということ。 尺取虫が身を縮めるのは一見すると苦しそうに見える。 が、... 2014.10.13 戯言ブログ
戯言ブログ 近道は遠回り。 明治維新に貢献した坂本龍馬、西郷隆盛、吉田松陰らに影響を与えた佐藤一斎『言志四録』に興味深い一文がある。 「遠方に歩を試みる者、おうおう正路をすてて捷径(しょうけい)におもむき、あるいわあやまりて林莽(りんもう)に入る。わらうべきなり。人事... 2014.09.30 戯言ブログ
戯言ブログ 百戦百勝は良い戦い方ではない。抽象度を上げて敵を丸ごと包み込む。 孫子の兵法第九項、第三章謀攻篇に「百戦百勝は、善の善なる者には非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」とある。 意訳すると以下の通り。 「百回戦って、百勝するのは、最善の方策ではない。 戦闘せずに敵の軍事力を屈服さ... 2014.09.02 戯言ブログ
戯言ブログ 心の支柱になるものを一つ持つ。 「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志晩録第十三条にある言葉である。 現代語訳にすると以下の通り。 「一つの提灯を持って暗い夜道を行けば憂うことはない。ただその一つの提灯を... 2014.08.20 戯言ブログ