きちんと儲けたいなら「見」ではなく「観の目」を強くする。(五輪書)

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ビジネスに取り組む際、あなたは「観」と「見」の目付け、どちらを強く使っているか?

「観見二ツの見やう、観の目つよくして、敵の心を見、其場の位を見、大きに目を付けて、其戦のけいきを見、其折ふしの強弱を見て、まさしく勝事専也。」

(「宮本武蔵『五輪書』風の巻」より引用)

これは宮本武蔵「五輪書」風の巻に書かれた言葉である。

「見」とは、顔や手、足など「一点」を見るような見方である。

「観」とは、「大局」や「全体」を見るような見方である。

 

宮本武蔵は、戦う際に「手」や「足」、「顔」の一点だけを見るのは危険だと警告する。なぜなら、一点だけを凝視すると、そこに囚われてしまい、他が見えなくなってしまうからである。

例えば、手の動きばかりを見ていたら、いつの間にか、「間合い」を詰められて斬られてしまったり、逆に足の動きばかり見ていたら、斬りかかられた時に出遅れてしまうなど。

そうではなく、「全体」を観の目を使って戦えと宮本武蔵は語っている。そうすれば、どのような動きに対しても対応しやすくなるというのだ。

 

「見」の例えは、ビジネスなら「SNS対策だけ」に力を入れたり、「検索エンジン対策だけ」に力を入れるなどの一点だけを見ることなど。

投資でもそう。「チャートの●●を見れば儲かる!」とか「財務諸表の●●をチェックするだけで儲かる」とか、「●●手法で誰でも月100万円!」など。

「●●だけすれば儲かる」と考えるのは、まさに「見」の目である。

 

そうではなく、ビジネスや投資で成果を出したいなら、「観の目」を強くする。例えば、ビジネスなら「経営全体」や、競争相手の戦略、時流や政治、経済全般を観るなど。

ブログやSNSだけでなく、メルマガもやる。オンラインだけでなくオフラインの対策もやる。集客だけでなく採用や人材育成にも力を注ぐ。

また、自社だけでなく、競合他社や社会全体、時流なども観ていく。

このように、経営「全体」をホリスティックに捉える。これが「観の目」で観るということである。

宮本武蔵いわく、正真正銘の勝利を得たいなら、「見」ではなく「観」の目付けを強くすることが肝要だ。

この記事を書いた人

株式会社レジェンドプロデュース代表取締役、株式会社創伝社代表取締役。
23才独立起業、25才会社設立。独立資本金はパチスロで作った。1978年、愛知県生まれ。

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