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確信犯的に儲けたいなら「道具」を磨こう。起業家にとっての大事な「道具」とは?(五輪書)

大工のたしなみ能き者は、道具をば常々にとぐ事肝要なり。 (「宮本武蔵『五輪書』地の巻」より引用) これは宮本武蔵「五輪書」地の巻に書かれた言葉である。 意訳すると、大工の重要な心得として、よく切れる道具を持ち、暇な時間は有効に利用し、研...
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きちんと儲けたいなら「見」ではなく「観の目」を強くする。

ビジネスに取り組む際、あなたは「観」と「見」の目付け、どちらを強く使っているか? 「観見二ツの見やう、観の目つよくして、敵の心を見、其場の位を見、大きに目を付けて、其戦のけいきを見、其折ふしの強弱を見て、まさしく勝事専也。」 (「宮本武蔵...
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華やかさに騙されない。

他の流は芸にわたって、身すぎの為にして色かざり、花をさかせ、うりものこしらへたるによって、実の道に非なる事か。 (「宮本武蔵『五輪書』風の巻」より引用) 意訳すると「他流派は売るために華やかに見せたりしているが、これは実ではない。」という...
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近かろうが動かなければたどり着けない。

本日のテーマは、 『近かろうが動かなければたどり着けない。』 です。 荀子の言葉に、 道は近しといえども行かざれば至らず。 事は小さなりといえども、為さざれば成らず。 というものがある。 意訳すると、たとえ近そうな目標でもまずは動か...
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鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず。

鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず (荘子「逍遥遊より引用」) 鷦鷯深林(みさそざい)という鳥は、林に巣を作る際、たった1本の枝だけで作るとのこと。 意訳すると、豪華な家などでなく、質素な家で満足した方がいいという「足るを知れ」を表現したも...
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自然の摂理に従った経営をする。

「静に造花の跡を観るに、みなその事なき所に行われる。」 佐藤一斎『言志四録』の言志録第十七条 これは佐藤一斎『言志四録』の言志録第十七条に書かれた言葉です。 現代語訳にすると以下の通り。 「心静かにして、草花を観ていると、無理なく自...
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「安請合い」を止めると売上が上がる。軽諾は信頼をなくすなり。

軽諾(けいだく)は必ず信すくなし これは「老子」に書かれた言葉である。 意味としては、軽く承諾する人は信用を落とすということ。 要するに「安請合いは信頼を落とす」ということである。 簡単に何でもかんでも引き受けた後、それができなかった...
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社長は「専門家」になってはいけない。

本日お届けするテーマは、 「社長は専門家になってはいけない。」 です。 君子は器ならず。 これは論語に書かれた言葉である。 意訳すると、以下の通り。 器とは道具。 人に例えるなら「専門能力」のようなもの。 つまり、君子は専門能力...
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楽しんでいる人には敵わない。

本日のテーマは、 「楽しんでいる人には敵わない」 です。 これを知る者はこれを好む者にしかず。 これを好む者はこれを楽しむ者にしかず。 これは論語に書かれた言葉である。 意訳すると、学問を知っている人より、好んでいる人が結局は勝つ。 ...
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経営者は舟。従業員は水。

本日お届けするテーマは、 『経営者は舟、従業員は水。』 です。 中国古典「荀子」には、 「君は舟なり、庶人は水なり。」 という句がある。 意訳すると、以下の通り。 君主は舟で民衆は水の関係。 水に浮いている舟が転覆するか安定する...