本日のテーマは、
『近かろうが動かなければたどり着けない。』
です。
荀子の言葉に、
道は近しといえども行かざれば至らず。
事は小さなりといえども、為さざれば成らず。
というものがある。
意訳すると、たとえ近そうな目標でもまずは動かなければ達成できない、ということ。
例えば、「起業したい」と相談に来る人は山ほどいる。しかし、「●●した方がいいですよ」などとアドバイスしても、実践する人はごくわずか。ほとんどいない。
逆に、成功するタイプの人はこうだ。起業してみて、色々と試した後に、「●●をしてみたのですがどう思いますか?」と相談に来る。
実践してみた結果のフィードバックを得ようとするのである。
前者と後者は「相談する」という意味では、似ているようだが、質に大きな違いがある。
もっと身近なレベルの話題で言えば、ダイエットなどは想像しやすい。
「ダイエットしたい」「痩せたい」と口にする人は多い。が、こういう人に「いつからやるのですか?」と聞くと、だいたい「明日から」などと答える。
本当にやりたければ、「今日」もしくは「今」だろう。これは起業や新規事業の立ち上げなども同様だ。
道は近くとも、動かなければ近づくことはできない。
今日の一歩か?明日の一歩か?
ゴールにたどり着くのはどちらが早いだろうか?