さくの ひろき

戯言ブログ

無能の知と無知の能。

「無能の知は、是れ瞑想にして、無知の能は是れ妄動なり。 学者宜しく仮景を認めて、以て真景となすことなかるべし。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志耋録第一一条に書かれた言葉である。 訳文は以下の通り。 「実行なくして、ただ知るだけで...
戯言ブログ

志は大きく、着手は小さく。

学者は、志大にして、工夫は則ち皆小ならんことを要す。 小は事においては始と為り、物においては機と為る。 易に云う「復は小にして物をわきまう」とは、是れなり。 これは佐藤一斎『言志四録』の言志耊録第二七条に書かれた言葉である。 意訳する...
戯言ブログ

慎みのある経営者はうまくいく。

「過は不敬に生ず。 よく敬すれば則ち過自ずからすくなし、もしあるいは過たば則ち宜しく速やかに之を改むべし。 速やかに之を改むるもまた敬なり。 顔子の過をふたたびせざる、子路の過を聞くを喜ぶがごときは、敬に非ざるをなきなり。」 これは佐...
戯言ブログ

「誰」が言ったかより「何」を言ったかが大事。

「実言は、すうじょうのろうといえども、以て物を動かすに足る。 虚言は、能弁の士といえども、人を感ずるに足らず。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志後録第一七七に書かれた言葉である。 意訳すると、真実の言葉は木こりなどの身分の低い言葉で...
戯言ブログ

成功した後が危ない。

「齢五十のころおい、閲歴日久しく、錬磨已多し。 聖人にありては知命と為し、常人においても、また政治の事に従う時候と為す。 しかるに世態習熟し、驕慢(きょうまん)を生じ易きを以て、則ちその晩節を失うもまたこの時候にあり。 慎まざるをべけ...
戯言ブログ

悪い連鎖を断ち切ろう。

「弊を矯る(たむる)の説は、必ずまた弊を生ず。」 これは佐藤一斎『言志四録』の言志後録第119条に書かれた言葉である。 意訳すると、物事の「弊害」を矯正しようとして、かえってまた別の「弊害」が生じてしまうことを戒めている。そうならないため...
Secrets

お金持ちになろうと考えるな。お金持ちであると知れ。

この記事は塾生限定です。 塾生登録が済んでいる方はログインしてください。
戯言ブログ

歴史の裏に隠された「人間心理」を観る。

歴史は人間心理を学ぶ宝庫である。ニュースや歴史などの裏側にある「人間心理」を読み解く力が身に付けば、組織作りやマーケティング、または投資活動などに存分に応用が可能だ。 「一部の歴史は、みな形せきを伝うけれども、しかも情実はあるいは伝わらず。...
Secrets

情報発信には気を付けよう。

文詞は以て其の人と為りを見る可し。 いわんやまた後に留貽(りゅうい)するをや。 よろしく修辞立誠を以て眼目と為すべし。 これは佐藤一斎『言志四録』の言志晩録第五二条に書かれた言葉である。 意訳すると、文章には人柄が出る。しかも後世に残...
戯言ブログ

耳の痛い意見ほど価値がある。

独得の見は私に似たり。 人其のにわかに至るを驚く。 平凡の議は公に似たり。 世其のなれ聞くに安んず。 およそ人の言を聴くには、よろしく虚懐にして之をむかうべし。 いやしくもなれ聞くに安んずるなくば可なり。 (佐藤一斎『言志四録』晩55) ...