本日はサン=テグジュペリ 「星の王子さま」を読んでの勉強会でした。
子供向けに書かれた本ながら様々な示唆に富んだ一冊です。
大人が読むと、人によっては物語や言葉の美しさに痛いほど感動したり、人によっては自分と照らし合わせてうんうん唸ったりと、読む人やタイミング応じた気づきがあります。
勉強会でも、解釈や気になった点は皆違い、色んな角度から議論が行われました。
なぜバオバブなのか?
なぜ羊なのか?
なぜ狐なのか?
といったメタファーについて考えたり、作野塾長から仏教視点で、「空」と「縁起」の解説が行われたりと今回も非常に高い抽象度で皆さん思考を巡らせることができました。
以下、個人的に気になったフレーズをいくつか・・
「あのバラは、たった一輪でも、キミたち全員よりも重要なんだ。」
「大切なことは、目に見えないからね」
「君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ」
「子どもたちだけが、自分が何を探しているか知っているんだね。」
「家でも、星でも、砂漠でも、それを美しくしているのは、目に見えないね」
ネタバレ防止の為、詳しい解説は省きますが、考えさせられます。
参加できなかった方も是非、本を読んだ上で動画を確認してみてください!
下記、今回の勉強会の感想を紹介します。
来月の勉強会は10/27 日曜の17:30からです。
テーマはまたガラッと変わってマキャベリの君主論です。
次回もよろしくお願いします!
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