【2021年9月勉強会報告】『武田信玄』から学ぶ戦国最強のマネジメント

こんにちは。

創伝塾運営の木村です。

9月の勉強会が開催されました。

今月のテーマは好きな戦国武将ランキングで上位に上げるかたも多い「武田信玄」です。

課題図書も最近お馴染みの、横山光輝先生が書く漫画版『武田信玄 (講談社漫画文庫、著:横山光輝, 原著:新田 次郎)』です。

 

徳川家康をも一時期は凌いだ戦の強さを信玄人気の理由のひとつでもあります。

当塾の作野塾長も、武田信玄ファンで、今回は風林火山Tシャツを纏い勉強会にのぞまれました。

武田信玄の領地である甲斐の国(現在の山梨県周辺)は、当時非常に貧しい土地と言われていました。

山地が多いせいで、耕作可能な面積が少なく、また流れる川も頻繁に氾濫をおこしていた記録が残っています。

作物が育たないということは、人口の少なさにも直結し、それはそのまま武田軍の規模にも影響します。

このように環境面で非常に不利な状況にあった信玄ですが最終的には戦国最強とよばれるような武将に上り詰めています。

不利な状況でも勝ちを呼び込む信玄の戦の強さは、その情報戦やスパイの活用といった戦術面、そして兵を束ねるマネジメントにあったとも言われます。

我々、ベンチャー企業の経営者も競合と真正面からぶつかってばかりだとあっという間に疲弊してしまいます。

今回の勉強会では、不利な状況でも強敵を倒していく信玄の戦略・戦術から、小が大に勝つためにはどんな経営をすればよいか、ということをディスカッションをしながら各々学びを深めていきました。

信玄の最期は、織田信長に追われる道中に病死したとされます。

勉強会の中では、織田信長と比べると信玄は、経済面の戦略で劣っていたのではないか?という意見もありました。

しかし、信玄は最期に、息子の武田勝頼が力をつけるまで信長の反撃を遅らせようと「自身の死は3年間秘匿せよ、葬式もせずに死体は諏訪湖に沈めよ」という遺言を残したと言われます。

病気で衰弱しながらも、その死に際まで勝つための戦略を描き続けた信玄の生き様に唸らされた勉強会でした。

以下、参加者の感想です。

10月の勉強会は、10/29(金)17:30〜の開催で課題図書は漫画『武田勝頼 (講談社漫画文庫、著:横山光輝, 原著:新田 次郎)』です。

来月もよろしくお願いします!

執筆者

株式会社プロモーションウェッジ代表。作野塾長が創伝塾の前身として運営していたイキビジ大学の入学をきっかけに起業。現在はweb・マーケティング事業を営みながら創伝塾の運営に携わる。

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