【2020年4月勉強会報告】『「超」入門 失敗の本質』(鈴木 博毅 ダイヤモンド社)

こんにちは。

創伝塾運営の木村です。

2020年4月28日は、創伝塾勉強会でした。

先月に引き続きコロナウィルス感染拡大の影響もあり、オンラインでの勉強会となりました。

課題図書はこちら。

『「超」入門 失敗の本質』
鈴木 博毅・ダイヤモンド社

『失敗の本質』には第二次世界大戦時の旧日本軍とアメリカ軍の戦略や組織マネジメントを比較して、どのような失敗が起こるべくして起こったのかが解説されています。

現代の日本や、日本企業にもあてはまる内容が多く塾内でも非常に好評を得た書籍です。

オンラインだと大人数での同時会話が難しいので、今回はチャットを交えたディスカッションとなりましたが、これが意外に盛り上がりました!

チャットだと発言が気軽にできる分、皆さんの発言の回数はむしろリアルな場より増えていたように思います。

特に今回ですと大事なキーワードで「指標」という言葉がありました。

チャットで投げかけながら皆それぞれ自分が目指すべき「指標」について考えを深めていかれるのが印象的でした。

参加できなかった方も、ぜひ本を読みながらご自身の「指標」について思考してみてください。

今回の勉強会の感想はこちらです。

発言中に質問、コメント、「こういった意見もあるよ」というチャットをいただけると、やりやすいですね。
あと、勉強会終わった後も、記憶に残ります。
時間が経った今でも反芻して考えを巡らせることができます。
「指標」というキーワードが頻度高く出てきましたが、
・人生で追う指標(世界観、テーマなど)
・お金のゴールで追う指標
・仕事のゴールで追う指標
・戦略で追う指標
などなど、フレームワークとして他にも活用できる発見が何よりも大きかったです。
あと、
・仲間のビジネスや仕事の「単価アップ」を考えてみる
・「なぜ、あの人はあのビジネスでうまくいっているんだろう?」と、アイディアを練る
これが、意外にもおもしろく、結果的に自分にも応用できるので良いなと思いました。
おそらく無意識にやっていた部分もあったと思いますが、この発見をプラグマティックに活用していくと、また新しいアイディアも出てきました。
今後もツールとして使っていきたいです。
また来月もよろしくお願いいたします。

個人的に勉強会に参加したのが実は1年半ぶりでした。
オンラインになったからこそ気軽に参加できましたし、普段から労働資本力をいかに投下し過ぎてるかよく気付くキッカケにもなりました。
自分と本田圭佑やダルビッシュについて比較する事ってなかったですし、自分の指標について考えさせられました。
皆さんのチャットからの質問から再度確認出来たように感じます。
仕事のゴールとは別にお金のゴールについてはまだまだコレからですが、ずっと選手をサポートする人向けに拘りすぎてました。
指標を見間違えたかもしれません。やはり選手が興味があるからこそ、指導者があとから付いてくる…
選手にとって有益な話(情報)が指導者や先生に喜ばれるのかも…
もっと指導者や先生にオンラインサロンに入って欲しいのですが指標を探してみたいと思います!

『失敗の本質』はビジネスで必須な戦略思考を学び、特に「戦略で大切な考え方は何か?」を巧みに言語化されている良書だと感じました。
そもそも、自分は世界大戦の日本の敗戦は「資力+政治力+軍事力+戦略+武器の差」レベルの大枠でしか捉えてなかったのですが、「目標達成につながる勝利」が多かった米軍&「目標達成につながる勝利」が少なかった日本軍という対比がまず大要因という考え方が学びになりました。
そこから、大局的な戦略とは、「目標達成につながる勝利」と「目標達成につながらない勝利」を選別し「目標達成につながる勝利」を選ぶことが大切であると。
さらに米軍の零戦攻略はマーケティングを再現性のあるメソッドに落とし込む良いナレッジであると捉えました
1.従来の指標を洗い出す
2.競合の最有効指標を無効化する
3.独自の新指標で戦う
これは現在準備中のプロモでも意識して進めており、今後もこの3ステップを基本に出来るのは、とても良いアウトプットになりました。
当社の目下課題として、「達人を不要とするシステム思考」を、さらにどう再現性を高めていくか?を考えていきたいです。
また来月もよろしくお願いします。

昨日はありがとうございました!
まず、課題図書が素晴らしい名著中の名著だと強く感じました。
作野さんが以前、お話しされていた戦略とは「持続的平和をもたらすためのマイルール」という定義も大好きですが、「追いかける指標」という定義も胸に来ました。
前者は「人生」そのものを眺めて、後者はより「戦い」を想定していると感じます。
「本当に大切な指標は何なのか?」「今の指標(前提)は正しいのか?」を考え、「目標達成に繋がる勝利」に向かってエネルギーを投下するのは比較的、得意な方だと思います
ただ、ある程度、勝利が続くと、
・現場・最前線を見に行かなる
・戦略(指標)、勝率の見極めが甘いまま、新しい勝負をしたくなる
(↑これは作野さんのおかけで直前に踏みとどまることが多い。民泊、コインランドリー、仮想通貨、不動産転売事業etc)
・「ダウンサイドリスク無限」の事柄に「確率」で考え、目をつむり勝負する
など、自分自身、反省させてもらえる、いい意味で説教していただける本でした。
特に「(リスクが)実際に怒らなくても特はしていない」は非常に反省させられました。ダウンサイドリスクに目をつむり、低確率だからと飛び込んだり、そこに対する備えが甘く、確かに今までそれはほとんど起きませんでした。
ただ、経営者としてずっと勝ち続ける、平和で素敵な人生にすることを考えた時に、低確率が「起こらない」を願い続けるには経営者人生があまりに長いため、考えを改める必要があると感じます。
例えば、各種保険の見直し、家賃滞納をお願いしている保証会社の分散、健康診断の頻度、優秀な社員の退職、などは備えが甘く、見直しが必要だと感じました。
また、都合の悪い情報、耳に痛い情報を私自身、入ってくるように気を付けるとともに、少なくとも社員にはそれをちゃんと共有して一緒に解決する協力を仰ぐような組織にしたいと思います。
少なくとも、「隠しす」⇒「その問題がなくなることを願う」というコロナ問題のような会社にはしないようにします。

改めまして勉強会有難うございました。
まず今回のチャットにより、議論が活発になったことの恩恵を大きく感じました。
物理的なもの(視線とか雰囲気とか)が排除されて、議論や質問が遠路なく出ることで活発化するというのは、オンライン移行への大きなメリットで、コロナで仕方なくの代替え案としてではなく、新たな可能性を感じました。
自分自身いまオンライン・コンテンツの新規事業を進めている中で興味深かったです。
自分が戦略なき全面展開をしていたこと、ダウンサイドリスクの読みが甘かったこと本書と本会により徹底的に理解させられました。
またチャットのやり取りで「優秀そうじゃない」「努力していなそう」なのに稼いでいる、儲かっているところの視点。これが本当なかったことに皆さんの視点に驚きました。懇親会でも格闘技のNet flix動画「Notrious」を紹介しましたが、アイスランドの貧困街育ちの選手が週末は周りのやつらはビールを飲んで~の中で、俺はこのうす暗いジムでずっと練習しているんだみたいなシーンにもやはり熱くなりまして。←どうしても格闘技、もっというと旧日本軍の錬磨主義が染みついており、この視点、自分の激情の癖を知れたことで今後の経営でも「楽に勝つ」というところを目指せそうです。
そして今後の自分の指標としては、最近の本塾でもあがるバフェットエッセンスも入れ、『多くの周りがリスクを取りに行く不動産×宿泊ビジネスだからこそ、リスクを抑えた満足できるリターンを目指す』という大枠は出来上がりました。
途中作野さんが言われていたよいうに指標というのは数字化、数値化できる必要があるよとのアドバイスもしっかり受け止め、この大枠をしっかり戦略、そして戦術に落とし込んでいけたらと考えています。
改めてありがとうございました。

先日はありがとうございました!
まず、失敗の本質は素晴らしい名著だと思いました。
日本が大きな犠牲を出して得た経験を無駄にしないよう、
自分も本質的な戦略を立てれる人材になろうとモチベーションが上がりました。
学びになったことは、
•戦略とは指標のこと
•指標は変化していく
•指標を見つけて、行動を変えていける組織が強い
•日本人は経験から指標を学んできた
•日本軍の数々の組織的な問題
➡︎悲惨な気分になりました。同じ悲劇を繰り返さないよう学び続けたいです
•指標のヒントは現場にある
•ジョブスがピクサーで指標の作り方を学んでいたこと
以上ですが、
とにかく自分が指標という考え方を持っていなかったこと、
というか、
そういうところから逃げている自分がいることがショックでした。
自分の行動を振り返って思うのは、
とにかく自分の余裕と売上を追って行動していたことです。
自分が心地良くて、かつ、売上がある程度ある仕事を得ようとばかりしていました。
結果として、自分のの仕事を見てみると、
本来大切にするべき利益や単価という指標で見ると、
不必要な仕事も引き受けてました。
今後はそんな不必要な仕事を減らしながら、指標に貢献する仕事をとっていきたいと思います。
来月もよろしくお願いします!

また来月もよろしくお願い致します。

執筆者

株式会社プロモーションウェッジ代表。作野塾長が創伝塾の前身として運営していたイキビジ大学の入学をきっかけに起業。現在はweb・マーケティング事業を営みながら創伝塾の運営に携わる。

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