【2019年11月勉強会報告】「貞観政要」から学ぶ為政者たちのマネジメント

創伝塾、運営の木村です。

11/24は定例勉強会が開催されました。

今月のテーマは中国の有名な古典である、「貞観政要」。

今回課題図書となったのは、

座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」(KADOKAWA)

でした。

こちらはライフネット生命の創業者である出口治明氏の著書です。

『貞観政要』自体は、私は今回の勉強会ではじめて知りました。

『貞観政要』は中国史上もっとも国内が治まった「貞観627~649年」の時代に、皇帝太宗と臣下立ちが行った政治の要諦がまとめられた書物です。

徳川家康など長期政権を築いた自分たちが愛読していたと言われます。

先月の君主論も今回の貞観政要も、リーダーとしてのあるべき姿を書いている点では同様です。

ただ、びっくりするほど内容が違います笑

貞観政要では一度任せたら、上司は部下の仕事に口を出したりせず完全に任せよ。とあります。

しかし、先月の君主論の考え方でいくと、部下は見えないところでサボったり、不正をしたりするとあります。

なので完全に任せてしまって大丈夫なの?っと混乱するわけです。

参加者の中でも「はじめ混乱した」という意見がありました。

 

とはいえ、貞観政要も君主論もどちらが正しいという二元論ではなく、どちらも間違いなくあります。

作野塾長から勉強会の中で解説もありましたが、その振れ幅を体感し、自由に行き来できるようになることが大事です。

参加できなかった方もぜひ、課題図書と動画で君主論と貞観政要どちらの世界も体感して下さい。

 

以下は今回の参加者の感想です。

来月は、12/11水曜19:30から「創伝塾生が2020年飛躍するための忘年会」を開催します。

久しぶりの方もぜひご参加下さい!

執筆者

株式会社プロモーションウェッジ代表。作野塾長が創伝塾の前身として運営していたイキビジ大学の入学をきっかけに起業。現在はweb・マーケティング事業を営みながら創伝塾の運営に携わる。

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