【2021年1月勉強会報告】白洲次郎から学ぶ、風の時代の生き方

昨日は、白洲次郎の旧居、武相荘にて創伝塾の勉強会が開催されました。

武相荘には昨年度も、一部のメンバーで訪れています。

白洲次郎という名前自体初めて聞く方もいると思います。

私も昨年初めて知った人物でした。

彼は、終戦後、吉田茂内閣のもと日本国憲法の制定や、通産省の設立など、日本が国家として独立するために大きな役割を果たした人物です。

その性格は、豪胆無比。

他の日本人官僚たちがヘコヘコするマッカーサーなどアメリカ側の幹部にも物怖じせず、なんなら叱り倒すというエピソードも有名です。

自身の功績を誇らず、地位や名誉を求めない彼は、「風の男」と評されました。

コロナの影響もあり、急速に移り変わる現代社会。

この時代を生きる我々にとって、「風の男」から学ぶことは多いです。

個人的に印象に残っている白洲次郎の言葉に、

『すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることは絶対に必要である。』

というものがあります。

戦後、海外との接触が多くなる中で、白洲次郎は日本人の「プリンシプル(生き方・哲学・原則)」の無さを危惧していました。

生き方、価値観がどんどん多様化するなかで、ますます正解というのも曖昧になっていきます。

自分は「プリンシプルを持てているだろうか?」また「プリンシプルに背いた言動をしていないだろうか?」。

一年のはじめに自身に問いかけるとても良い機会になりました。

またぜひ来年もみんなで伺えればと思います。

来月の勉強会は2/26(金)17:30〜を予定しています。

課題図書は昨年末に作野塾長が投稿していた、

『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層(清武英利著・講談社)』

となります。

来月もよろしくお願いします!

執筆者

株式会社プロモーションウェッジ代表。作野塾長が創伝塾の前身として運営していたイキビジ大学の入学をきっかけに起業。現在はweb・マーケティング事業を営みながら創伝塾の運営に携わる。

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