創伝塾運営事務局の木村です。
先日2025年1月の勉強会が開催されました。
今回の課題図書は、『読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史』アンドリュー・リー (著), 黒輪 篤嗣 (翻訳),東洋経済新報社です。
創伝塾で掲げられているテーマのひとつに「資本主義の攻略」があります。
そのため、勉強会では今回のような経済・金融をテーマとした内容が定期的に取り上げられます。
今回の課題図書で特に印象的だったのは、歴史上の出来事と経済学の発展が密接につながっている点をわかりやすく解説してくれるところでした。
大航海時代や産業革命、大恐慌など、それぞれの時代の技術革新や社会変革がどのように人々の暮らしを変え、そこから何が課題として浮上したのかが明確に示されます。
さらに、その課題を解決するために新たな経済理論や政策が登場してきた流れをストーリーのように追えるため、単なる年表の羅列にとどまらず、「人類がどう行動し、何を学び、次へつなげていったか」が世界史の初心者でも理解できました。
歴史全体の流れを掴みながら、現代の経済問題にも通じるヒントを得られる、学びの多い勉強となりました。
以下参加者の感想です。
次回は2/21(金)の開催です。
また報告させていただきます。