強制的に「無」になる趣味を持とう。

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強制的に「無」になる趣味があると、人生の幸福度が増します。

例えば、私は大型バイクに乗っています。乗っているのはハーレーダビッドソンのIRON883という車種です。

バイクを運転した後は、とても心地がいいのです。

なぜ心地がいいのか?

というと、バイクに乗っている間は、ほぼ「無」の状態になるからです。

千葉フォルニア 2021/11/05 Go Pro撮影

無というか「フロー」と言った方がいいかもしれません。

私が乗っているハーレー883はマニュアル車なため、「両手両足」を駆使して運転します。

当然、「スマホを見る」といったことはできません。

音楽を聴くことや、電話で会話をすることもできません。できなくはないですが、音楽を聴きながらとかだと、運転がおろそかになり、大変危険です。

だから、「バイクを操作する」以外のことは、ほぼやりません。

そうするとどうなるか?

無というか「フロー状態」になるんですね。

これがとても心地がいい。

もちろん、「瞑想」やほかの趣味でも同様な状態は作ることができます。が、瞑想していても、スマホが気になったら手に取ることができてしまいますし、宅配のピンポンが鳴ったり、なかなか集中して瞑想することが難儀だったりします。

 

また、対戦型のスポーツや趣味など、「他人とする趣味」などは、相手のことが「気」になったり、「言葉」が入ってきたりして、なかなかフローには入りにくいデメリットがあります。

ところが、バイクの運転は、半ば「強制的」にあらゆる誘惑をシャットアウトできます。基本「おひとり」で運転することになりますし。

ちなみに、自動車の運転の場合は、ナビだったり、音楽を聴くなどが容易にできますから、同様のフロー状態を感じにくいです。

 

バイクの運転後は、妙な心地よさを感じます。

なかなかこれは言葉では言い表せない快感です。

人生において、この「妙な心地よさ」は、精神の回復を促すような気がします。幸福度が増すのです。たとえ、たった10分ぐらいの運転だとしてもです。

この手の「半ば強制的にフロー状態になる趣味」を持つことは、ゴキゲン状態を保つためにもお勧めです。

 

また、30代の頃、約5年、オーシャンスイムという「海の遠泳レース」を趣味にしていたこともありました。水泳もプールでは、スマホもいじらず、音楽も聞かず、会話もせず、ただひたすら「泳ぐ」ので、「フロー」に入りやすい趣味でした。海でのレース中だとさすがにフローを超えて、恐怖心もあったりしましたが・・・。

ほか、私はあまりやりませんが、最近流行っている「サウナ」なども同様の効果があるのかもしれません。

ということで、人生の幸福度を増すためには、「半ば強制的にフローに入る趣味」を持つことは極めてオススメです。

執筆者

実業家、投資家。1978年、愛知県名古屋市生まれ。2003年、アメリカ合衆国法人レジェンドプロデュース・インコーポレーテッドを設立。中小企業向けに自社開発ASPを展開。同サービスは累計18000社以上に導入。2010年からは自身の経験や知識、研究成果を元に起業家、経営者向けに私塾を開始。お金や仕事だけを追い求める「不幸な成功者」ではなく、家族や健康、友人、趣味、社会貢献活動など人生全体が充実する「幸せな成功者」の創出に尽力している。

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